Early VVSS from Tank Workshop

 国内未入荷のシャーマン用初期型VVSS改造パーツ。原型はタミヤの部品を使用しておりかなりお手軽な作りではあるが、取り付け部が同じになっているため、タミヤのキットに使用するのには向いている。成型はかなりシャープだが、使われているレジンが柔らかめのためベルト式キャタピラを装着するのは強度的な不安があり、大変躊躇される。成型の都合か、ゲートとパーツをつなぐ部分が大きくかつこみいっているため、切り離しに難儀するのは難点だろう。慎重な作業をしないとパーツ自体に欠損、破損が生じる可能性が高い。そういった不満はあるにしても、そこそこ使える印象のパーツで輸入されていないのが多少疑問である。最近は超絶的に出来がいいABMの同様なパーツが出まわっているので、その辺をオードナンスとしても考慮しているのだろうが、価格的なメリットやABMに比べれば組みやすい(その分ディティールなどが劣るのは確かだが)のだから、それなりに売れるのではないかと思うが・・・。


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